給与計算は振込日の3営業日前に全銀システムで発信しないと、社員等の口座に給与が振り込まれないことになります。5月のゴールデンウイークや1月の正月明けなんかは、月末締めで10日振込、15日振込先は大変タイトなスケジュールで対応しなければ3営業日前の発信はできなくなります。
弊社は末締めのお客様が多いので、土日祝日に出社して対応することになるのですが、元銀行員の私としては私が勤めていた30年前と何ら変わらないシステムでいまだに運用しているのがちょっと許せない。そのくせ、祝日を月曜日にどんどんくっつける政策が始まり、どんどん給与計算の期間がタイトになってきているのです。そもそも、銀行が土日祝日の概念を取っ払い、いつでも振込可能にしてくれれば問題ない話です。やっと全銀システムも重い腰を上げ、システム改定するようですが、遅すぎますよね。
そんなこと言っていても始めりませんので、営業日の固定概念をなくし、【歴日】で対応する決意をしました。歴日対応は忙しい中小企業経営者の負担を減らす効果があります。弊社にとっても日本全国の従業員50人未満の中小企業からの受注を専門に請け負います。
給与データの整備は簡単なようで意外に面倒な作業です。給与計算ともなればもっと緻密で正確性が要求されます。大変神経の使う仕事です。
社内の人材を確保し、給与計算をやらせても良いかと思いますが、先ほど申し上げたように、締日から支給日までのスケジュールがどんどんタイトになってきています。弊社のような土日対応可能なアウトソーシング企業へ依頼していた方が安心・安全だと思われます。
2015-06-02 南本静志 http://tokyo-chuo-sr.jp